6年生　富士山自然体験学校　1日目

６年生は今日から２泊３日で富士山自然体験学校に出発します。

開校式がありました。開校式では、しっかりとこれから出会うガイドさんの話を聞いて、良い学びができるように確認しました。

バスの中では、バスレク係が中心となり、クイズなどをして楽しみました。
最初の見学地は忍野八海です。富士山に降った雨が湧き出すポイントです。理科の学習で学んだ富士山の伏流水を自分の目で確かめました。湧き出した水を味わいました。ホテルに到着しました。早速ホテルの方に挨拶しました。ホテルの方から「富士山の自然の素晴らしさをしっかりと学んでください。」というお言葉を頂戴しました。ホテルの昼食はカレーライス。みんな大喜びで食べました。
午後の見学地は河口湖フィールドセンターです。剣丸尾溶岩流でできた特別天然記念物の溶岩樹型を数多く見学できる場所です。ここでは、ガイドさんが案内してくださいます。
子どもたちはとても熱心にガイドさんの話を聞き、メモをしっかり取っています。素晴らしいがんばりでした。



富士山周辺は、ここのところの猛暑で、例年よりかなり暑い状況でしたが、溶岩樹型の中は、１３度天然のクーラーです。ガイドさんからは、富士山の生き物や植物の話もたくさん伺うことができました。
胎内神社の前で記念写真。

フィールドセンターでは、クラフトにも挑戦しました。小刀を使って、富士山の溶岩帯に住むヒメネズミの置物に挑戦しました。かわいいお土産が完成しました。とてもいい記念になりますね。子どもたちが泊っているホテルの目の前は広大な芝生です。先に富士山がみえます。子どもたちは明日の朝の自由時間でここで思いっきり遊ぶことを計画しています。今日の自由時間は，各班でキャンプファイヤーに向けて、スタンツの練習に励んでいました。
夕飯は、ステーキが出ると子どもたちは大騒ぎでした。
みんな元気で食事しています。
食事のあとは、青木ヶ原樹海ナイトツアーに出発。ヒメネズミに会いに出かけました。
西湖のそばの樹海の入り口では、富士山エコツーリズムの皆さんが待っていてくださいました。
夜の森に入る注意を受けた後、友だちの肩につかまって、静かに列で歩いて森に入りました。ヒメネズミに会うためにみんな沈黙を守って静かに歩きました。そして、今年は見事にヒメネズミにであうことができました。
ヒメネズミは、この青木ヶ原で最も弱い動物ですが、考え方によっては、この樹海の森を作り上げている大切な生き物です。
ガイドさんは、「富士山が世界文化遺産だけではなく、世界自然遺産になっていけるように、私たち人間も森を大切にする存在でありたいですね。」というお話が印象的でした。