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3年生 初めての書道
3年生では、初めての書道の授業がありました。習い事などで経験済みの子もいましたが、半数近い子が初めて筆を手にしました。講師は、本学の客員教授 浦田先生です。。
書道は、集中して一画一画を書いていくものだという先生の教えの通り、2時間近く静寂の保たれた、緊張感漂う雰囲気で取り組めていました。
まずは、道具の名前と使い方、机の上の道具の配置、基本姿勢という基本中の基本から説明していただきました。そこから、「縦棒」と「一」の書き方です。墨の付け方、量、筆の持ち方、半紙の押さえ方、筆の入れ方といった書き始めの部分。腕ではなく、体で筆を運ぶという途中の部分。「とめ」や「はらい」から の筆の上げ方といった書き終わりの部分。子どもたちは教わったことを忠実に守り、集中して取り組みました 最後は、「縦棒」と「一」の組み合わせである「日」と「木」を書きました。「最後まで墨が持たない。」「墨をつけ過ぎた。」など試行錯誤をしながら書いていく子どもたち。そんな子どもたちに「よろしい。」と声をかけてくださる浦田先生。厳しさの中にも優しさ溢れる先生の指導に触れ、緊張感のある授業でも「楽しい」という言葉が出てきたのだと思います。
この書道を通して、子どもたちの心と技の成長が見られることを、楽しみにしています。