3年生授業紹介新しい取り組み
~オタマジャクシから カエルに成長させたよ!~
3年生、4回目のプログラミングの授業の報告です。
子どもたちはレゴの組み立てもiPad の扱いにも慣れてきました。
iPadで今回の課題を見て見ると、そこには鮮やかな写真でカエルの卵→オタマジャクシ→カエルと成長する姿が映し出されました。
今回の課題は、レゴで「オタマジャクシを作り、カエルまで成長させよう」というものです。
いつものように、2人組になってiPadの26枚の作り方を見ながら、必要な部品を注意深く探して、組み立てていきます。子どもたちは、あっという間にオタマジャクシを作り上げました。
完成したオタマジャクシをカメラ撮影して、絨毯の上に置いてみますが、動きません。足が生えていませんから、動くはずがありません。次のステップは、オタマジャクシに後ろ足をつけて動くようにプログラミングします。子どもたちは、基本の動きに今までの学習を生かして、色を光らせたり、鳴き声をつけたりして楽しみながらプログラミングしていきます。
最後のステップの挑戦は、いよいよカエル作りです。しかし、オタマジャクシからカエルに成長させるのに子どもたちに与えられたのは、たった3枚の写真だけでした。プログラミングでは、先生が一つひとつ「次はこれを使って、こうします」ということを教えません。iPadを操作しながら、どの部品をどこにつけるのかを考え、自分たちで作っていきます。ペアの友だちと「これかな?」「こっちの大きさじゃない?」「これを、ここにこうつけて…」など協力しながら進めていきました。子どもたちは、お互いに声を掛け合って、うまくいかない子が「どうしたら、いいの?」と聞き、教え合う姿が見られました。「あっ、できた!ありがとう!」とお互いに協力し合いながら、ロボットを楽しんで動かしていました。子どもたちの中にある「分からないけど、とにかくやってみよう!」という気持ち、そしてやってみて「できた!」という経験そのものが、多くのことを学び、考え、身につけることにつながることを改めて実感することができました。