学内の自然から学ぶ　低学年総合学習

１年生は、学園の奥にある畑の方へよもぎを摘みに行きました。
　よもぎについて子どもたちに聞いてみると、「よもぎ」という言葉を聞いたことのある子やどんな葉なのかをなんとなく知っている子が多くいました。そこで、畑に向かう前に、教室で子どもたちに、よもぎとよく似た植物の葉を見せました。すると、「よもぎだ～！」と子どもたち。「これは、よもぎ・・・ではありません。」と伝えると、「え～！！」と驚いていました。「偽者のよもぎは、とっても苦いみたいだよ。」と付け加えると、「それは困る！偽者は取っちゃだめ！」と返ってきました。そこで、本物のよもぎを配り、「本物と偽者の違いを見つけてごらん。」と話すと、一生懸命に見比べ、本物のよもぎを見つけるポイントを探していました。
　子どもたちは、「葉の形がぎざぎざしている」、「葉の裏が白くなっている」、「茎が黄緑色」という３つの本物のポイントを見つけ出しました。

いよいよ畑に向かい、よもぎ摘みです。畑に着くと、一面の草原に子どもたちは大喜び。たくさんの草の中から、よもぎも見つけ、取り始めました。「これ、本物だよ！」「こっちは偽者だから取っちゃだめ！」という声も聞こえました。よもぎ集めのはずが、へびいちごやたんぽぽ集めになってしまった子もいましたが、ざる３杯分のよもぎを集めました。これは、後日、よもぎ団子にする予定です。

２年生は、畑で小麦の観察です。今年も麦の穂がしっかりつきました。