6年生体験学習行事
6年生 修学旅行 1日目
6年生は最後の宿泊行事である修学旅行に出発します。
新横浜駅に集合し、校長先生から「楽しく、お互いが気持ちよく過ごせる、そして学びの多い修学旅行にしましょう。」と話をいただきました。
帯同していただく看護師の方や添乗員さんの紹介を済ませ、見送りに来てくださっていた保護者の方へ「行ってまいります!」の挨拶をし、新幹線に乗るためホームに移動しました。
ホームで電車を待つ子どもたちは、少しそわそわしていて、これから始まる修学旅行への期待を感じました。
新横浜から京都までは、2時間ほどで到着します。新幹線が思ったより揺れましたが、子どもたちはカードゲームをしたり、おしゃべりをしたり、寝たりしながら過ごしました。
京都に着くと、バスガイドさんが改札口で待っていて、私たちの到着を歓迎してくださいました。ガイドさんの楽しいガイドを聞きながら、バスは奈良へと向かいました。
奈良について最初にすることはお昼ご飯を食べることです。奈良公園近くにある春日野さんでお昼ご飯をいただきました。
「お腹がすいた」を連呼していた子どもたち。おかわりをして、しっかり午後のエネルギーを補給しました。
昼食後は、1回目のお土産タイムです。3日目にもお土産タイムがあるので、お家の人からいただいたお小遣いを計画的に使う必要があります。
お土産を選ぶ子どもたちの顔は、真剣ながらもとても楽しそうでした。
「妹のお土産を買ったよ。」とか「おじいちゃんにお猪口を買おうと思うんだけど、使ってくれるかな。」と、友だちや先生方と相談しながら買っていました。
昼食を食べお土産を買って、心とお腹を満たした後は、奈良公園内にある東大寺を見学しました。
クラスごとに集合写真を撮った後、6チームに分かれて境内を見学しました。
子どもたちはガイドさんの案内を聞きながら、時にはメモを取るなどして熱心に見学しました。教科書で学んできたことを五感を通して感じることで、子どもたちの学びは深まったと思います。
一通り見学が終わった後は、境内に1300頭以上生息するあの生き物との触れ合いを楽しみました。
事前学習では、奈良公園内の「鹿」は神聖な生き物であることを学んでいて、子どもたちは「鹿様」と呼んでいます。一人一枚ずつ鹿せんべいを配ったのですが、鹿にあげ足りない子はお小遣いで鹿せんべいを買ってあげました。鹿せんべいを買うと、一瞬にして鹿に囲まれます。山羊のバニラに餌をあげ慣れている子どもたちも、これには面食らったようでした。
東大寺見学を終えた後は、バスで薬師寺に向かいました。最初は薬師寺のお坊さんからの法話をみんなで聞きました。薬師寺のこと、薬師如来のこと、三重塔のことなどを面白おかしく話してくださり、会場内は笑いが絶えませんでした。しかし、修学旅行についての話になると、少し雰囲気が変わってきました。観光旅行との違い、普段の授業との違い、修学旅行ならではの学びについてのお話は、今後の子どもたちの人生にとってとても意義の深いものでした。
法話の後は、ガイドさんと一緒に境内を見学しました。
閉館間際の時間帯ということもあり、境内は静まり返っており落ち着いて見学することができました。
薬師寺見学を終えた後は、ホテルに移動しました。今回お世話になるのは京都山科ホテル山楽さんです。
到着後すぐに夕食をいただきました。見学でしっかり歩いたので、ご飯を何杯もお代わりしている子もおり、美味しくいただくことができました。
夕食後は自由時間がありました。オープンスペースと題して、ホテルの方から部屋をお借りして子どもたちに解放しました。部屋の行き来は禁止しているので、ここでみんなで楽しくカードゲームをして過ごしました。
明日は12班に分かれてタクシーツアー見学です。しっかり寝て明日に備えて欲しいと思います。