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体験学習

ホームステイ8日目

PSSSで過ごす最後の日を迎えました。

昨年度ホームステイに来たときに、「着なくなった浴衣や甚兵衛があれば寄付してもらえたら嬉しいです。」という話が、日本語の岡村先生からありました。今年度の参加者のご家庭にお声がけしたところ、何着か寄付をしていただきました。寄付していただいた皆様ありがとうございました。4年生の子どもたちに着てもらい、岡村先生と一緒に記念撮影をしました。

午前中にホストファミリーへのサンクスレターを完成させた後、英会話を教えてくださっているTaj先生から子どもたちにお菓子のプレゼント。みんな喜んで食べました。

バディとすっかり仲良くなり、休み時間に迎えに来てくれる友だちも増えました。校内を歩いていると、PSSSの子から「私たちの写真を撮ってください!」と声をかけられることが増え、日本語で手紙をもらったり、住所を交換したりする子も出てきて、しっかりとお互いの関係を築いていることが分かりました。

休み時間が終わると、初日に校内を案内してくれたソウル君がコモンルームにやってきました。

お互いの出会いを記念して、プレゼントを持ってきてくれたのです。しかも、自分のお小遣いで用意してくれたと聞き、ソウル君の想いの強さを感じることができました。

さよならパーティーの準備のため会場に移動すると、バディではないクラスの友だちが訪ねてきてくれました。

さよならパーティーはホストファミリー以外は参加できないため、お別れを言いにきてくれたのです。

「手紙書いてね!」とハグをしながら伝え、別れを惜しんでいました。

パーティーの開始時刻になり、ホストファミリーが続々と会場に集まってきました。

お寿司やケーキを食べながら歓談の時間を楽しんだ後、修了式を行いました。

この日はヴィクトリア校長先生が不在のため、副校長先生が修了証を渡してくださいました。

しっかりと握手をして、修了証とお土産をいただき、記念撮影をしました。

お世話になったホストファミリーに、感謝の気持ちを綴ったサンクスレターを渡しました。

緊張もあり練習通りとはいかなかったものの、感謝の気持ちがしっかりと伝わったことは、ホストファミリーの表情から窺い知ることができました。

小学部の子どもたちがパフォーマンスを披露した後、最後に集合写真を撮ってさよならパーティーは幕を下ろしました。

さよならパーティーが終わった後は、バスに乗ってブリスベンのホテルに向かいます。

最後にお世話になったTaj先生にカードを渡しました。優しく英会話やハンドボールを教えてくれたり、子どもたちと一緒に遊んでくれたりしたTaj先生に感謝の気持ちを伝えました。

いよいよバディとお別れです。

涙を流しながらハグをし、なかなか離れられない子もいました。

それだけこのホームステイを通して、お互いの関係を深めることできた証でもあります。

走り出したバスを追いかける子も数人いました。PSSSの子どもたちとその家族の皆さん、先生たち、コーディネートしてくれたBIAの皆さんの心温かいサポートのおかげで、無事ホームステイを終えることができました。この場を借りて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

日が暮れた頃、子どもたちはブリスベンのホテルに到着しました。

荷物を部屋に置いてから夕食をいただきました。

夕食のメニューは、ステーキとチップス、サラダです。

フォークとナイフに悪戦苦闘しながらも、しっかりと食べました。

明日はいよいよ日本に帰国します。