体験学習
ホームステイ6日目
ホームステイ6日目の朝を迎えました。この日は8度まで気温が下がり、冷んやりした朝になりました。
ホストファミリーと週末を過ごした子どもたちも、元気に学校に登校してきました。
海に行ったり、ショッピングに行ったり、ご飯を食べに行ったりと、みんな楽しく週末を過ごしてきたようでした。
朝の健康チェックの後は、Taj先生の英会話レッスンです。
ホストファミリーと一緒に過ごす上で、知っていると便利なフレーズを教えていただきました。
一般的な言い方と、オーストラリア独自の言い方の二つを学びました。
アイスブレイクも兼ねて、習ったフレーズを言いながらボールを投げる、キャッチボール形式で活動しました。
英会話の後は、オーストラリアクイズをしました。オーストラリアの別の呼び方や、固有の動物について学びました。
この日はスペシャル・プログラムとして、ファースト・ネーションズ(先住民)のガビガビの方達をお招きして彼らの文化を学びました。
ガビガビとは、姉妹校であるPSSSがある周辺(QLD)に住んでいる人々です。
この一帯は、彼らの言葉から付けられた地名が多く、姉妹校のペリジアンは動物のエミュを意味しています。近年は彼らに敬意を表することから、英名の地名からガビガビの言葉に変わった場所もあります。
午前中のプログラムは、全校児童でダンスと歌を鑑賞しました。
休み時間はコモンルームにバディが迎えにきてくれて、一緒にモーニングティーを食べたり遊んだりしました。
英会話のTaj先生とも、すっかり仲良くなりました。
毎年ホームステイでPSSSにお邪魔する時には、日本からお土産を持って行きます。
今年は、箱根の寄木細工でできた秘密箱をプレゼントしました。
午後の英会話レッスンは、明日行く動物園にいる動物の勉強をしました。
動物の名前とその動物の説明が英語で書かれており、文章を読んだり、Taj先生が読み上げた文章を聞いたりして、動物の名前を推測しました。
英会話が終わったら、それぞれのバディの教室に行って一緒に授業を受けました。
午後のスペシャル・プログラムは、火の起こし方やボディペインティングについて、自然とガビガビとの関わり方について、ガビガビの作った道具についての3つのブースに分かれて授業を受けました。
オーストラリアに行くこと自体が異文化体験になるのですが、ガビガビの文化に触れる機会も得られ、とても充実した学びの場となりました。
明日は子どもたちがとても楽しみにしている、オーストラリア動物園に行きます。