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6年生体験学習行事

6年生 富士山自然体験学校 1日目

6年生は、7月14日から2泊3日で富士山自然体験学校に出発しました。

朝、小田急線の遅れがあり、定刻になっても多くの子どもたちが集まることができないという不安な状況でのスタートでしたが、当日欠席もなく、30分程度の遅れで、開校式を行うことができました。
   
開校式では、児童代表のあいさつがあり、「今回の富士山自然体験学校で豊かな学びをしてこよう」と、呼びかけていました。6年生らしくしっかりとしたあいさつでした。
 また、副校長先生からは、「お世話になる方々に対して、しっかりとあいさつができるようにしよう」といった生活面での指導もありました。

 最初の見学地は、富士山の伏流水に水源を発する湧水池「忍野八海」の見学です。
  
行程の遅れもあって、少し短縮バージョンでの見学となりましたが、子どもたちは、美しい湧き水とその中を優雅におよぐ、ニジマスたちの姿に見入っていました。

忍野八海では、この湧き水をのんで味わうことも楽しみの一つです。

   
初日のお昼は、山梨の名物「ほうとう」です。ほうとう専門店での食事は、一人ひとりに鉄の大鍋に入った大盛りのほうとうが用意されています。けれども、そのおいしさに食が進んで、みんなとてもよく食べました。大満足の昼食となりました。


午後の見学先は、富士山世界遺産センターの見学です。富士山は、信仰の対象、芸術の源泉という2つの観点から世界文化遺産として、認められました。子どもたちは、この二つの観点から、この施設で学習をしました。
  

  
昔の人々は、噴火する富士に神の怒りを感じ、神社を建立して、その怒りを鎮めようとしました。また、その富士山の偉大な力を自らの力に変えようと富士山に登りました。また、富士山は、その美しさから芸術の源泉として、絵画や短歌、俳句などの文学に生かされていきました。そんな説明を学芸員さんから教えていただきました。子どもたちは、とても熱心にメモをとりながら学びました。


最後のあいさつでは、事前学習と今日の見学で学んだことを比べながら、しっかりとお礼の言葉を伝えることができました。

1組集合写真

2組集合写真

3組集合写真

今回の宿舎は、西湖のほとりの「光風閣くわるび」です。会議室や体育館などのあるとても利用しやすい施設です。

まずは、ホテルの方にあいさつをしました。

その後、明日のキャンプファイヤーに向けてスタンツの練習をしました。明日に向けて、チームワークよく練習していました。

また、キャンプファイヤー係も明日の進行に向けて、しっかりと準備しました。明日の発表が楽しみです。
  
夕食はデザートのケーキ付き。楽しく食事をしました。

そして、本日最後の見学は、夜のナイトツアー「ヒメネズミの観察」です。

まだ、薄明るい中、青木ヶ原樹海の入り口で、富士山エコネットの皆さんと出会って、見学が始まりました。夜の森への入り方などをしっかりと伺ってから、みんなで、列を組んで、前の友だちの肩につかまって、森に入っていきました。

そして、みんなで静かに、森の岩陰を照らす赤いライトが照らす方向を見つめると・・・・、いました!ヒメネズミです。

今年度は、ヒメネズミが本当に長い時間、子どもたちの前に現れてくれて、最高の観察タイムでした。

ガイドさんに、各クラスごとにしっかりとお礼をいってさよならをしました。

病人も、けが人もなく、みんな元気に1日目を終えることができました。
明日も楽しい学びが子どもたちを待っています。