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5年生授業紹介

5年生 つなぐ手「プロ棋士を招いて将棋について学ぶ」

11月15日(火)5年生つなぐ手「伝統文化」の授業で、将棋について勉強しました。小学部の卒業生でプロ棋士の佐藤紳哉さん、女流棋士の甲斐智美さん、日本将棋連盟の指導員の方にきていただきました。

前半は将棋とは、将棋の歴史、棋士の仕事などを楽しくお話いただき、後半はルールを知っている人と知らない人に分かれました。「将棋は初めて」という人は、佐藤棋士にルールを教わってミニゲームを行い、ルールを知っている人は、甲斐女流棋士や指導員さんに勝負を挑みました。

下の写真のように、8面指しという8人を一緒に相手にするやり方で、しかも甲斐女流棋士は王と金2つの3つで戦うというハンデをつけてくれました。サッサッと駒を動かし、攻める棋士。負けじと考え、動かす児童。将棋は何十手も先を読んで指す、と聞きます。プロ棋士は、どうやって頭の中で考えて駒を進めているのだろう、と聞いてみたくなりました。ハンデはありましたが、甲斐女流棋士に勝った人、指導員さんに勝った人、とても嬉しそうでした。

将棋に初めてチャレンジした人も、佐藤棋士がわかりやすく駒の動かし方などを説明してくださったので、ミニゲームをしたり、最後には駒を全部ならべて将棋らしく指したりすることもできました。「もっと時間がほしい!」という声もあり、楽しく経験できました。教室に戻ると、「先生、人数分将棋盤用意してください!」「2人でやるから半分の数でいいんじゃない?」なんて会話がありました。