トピックス

4年生授業紹介

お薦めの本を紹介しよう

 小学部では、日頃から子どもたちの読書する気持ちを高めるために、子どもたちが書いた本の紹介カードを掲出して、お気に入りの本を紹介する活動を行っています。
 また、保護者の皆様による読書ボランティアの活動もあり、読み聞かせをしたり、図書室の環境整備をしたり、本の紹介ポスターを掲出したりと、子どもたちの読書する気持ちを高めてくださっています。

 4年生では、国語の教科書にある「ランドセルは海を越えて」というノンフィクションのお話を読み、本の帯を作る活動を行いました。
 本の表紙に巻いてある細長い紙「本の帯」。「本の帯」には、その本を手に取って読みたくなるような、文章や絵が書かれています。絵や文章で読んだ本の内容を端的に表現するのです。キャッチコピーとして短い言葉で本の良さを、そして簡単に本のあらすじを紹介しています。この本の帯を作ることによって、本を読むきっかけとなり、作る過程で読解力も身につくと考えています。

子どもたちは、最初キャッチコピーを短い言葉で考えることに苦労していました。同じ本を読んでいても、一人ひとり感じることは違います。それによってキャッチコピーの作り方も変わってくることがわかりました。その上で、一人一冊、ノンフィクションの本を読み、本の帯を作ってお薦め本を紹介しました。読む本も様々、帯も個性豊かで楽しい作品ができあがりました。

今後も多くの本を様々な角度から読み取って欲しいと思います。