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4年生授業紹介

4年生 つなぐ手 コミュニケーション作り

先日のつなぐ手の時間にシャッターチャンスというゲームをしました。このゲームは、友達と話したり、協力したりしてコミュニケーション力を高めることを目的に行いました。シャッターチャンスと題して、写真という一瞬の場面をきりとり、相手によりわかりやすく伝えるためには、どうしたらよいかを考えて決めていきます。写真なので、声を出したり、動いたりすることはできません。わかりやすく伝えるためには、それぞれがどのような役割を演じることが必要なのかを班で話し合いました。

 全体に共通するテーマを与え、その中で班ごとにお題を渡しました。道具は使いません。各班ごとに、よく考えてわかりやすい場面を切り取っていたように思います。例えば、水泳では、泳いでいる人・スタートの笛を吹いている先生・見学者など、子どもたちはとても細かく役割分担を決めて発表していました。「3・2・1 カシャ!」でジェスチャーを止めます。一斉に「あっ、わかった!」の声が上がるチームもあれば、あまりにも細かな役割分担過ぎて「ん?何だろう?」と悩むチームもありました。多くのチームが正解してくれることが、わかりやすく伝えられた証拠です。

 つなぐ手では、自分の思いを伝えたり、相手の思いをくみ取ったりすることができるように簡単なゲームやクイズなどを通してコミュニケーション能力を高めています。相手に分かりやすく伝えるための方法を学び、経験することで、自分の考えを他者に伝える喜びを感じることができるのではないでしょうか。今回はジェスチャーという形で取り組みましたが、楽しみながらも相手の様子をよく観察すること、そして自分の思いをきちんと伝えることができるような子どもたちになってほしいと願っています。