6年生体験学習行事
6年生 富士山自然体験学校1日目
おはようございます。梅雨も明け、天候にも恵まれて、6年生の富士山自然体験学校の始まりです。
1学期後半、6年生は理科の学習で富士山について詳しく学習してきました。その学習をさらに深めることと、みんなで協力しながら共同生活をしていくことがこの校外学習の目的です。
小学部からバスは順調に進み、最初の見学場所である忍野八海に到着しました。ここでは富士山に降った雪や雨が長い時間をかけて、地下を通って湧き出してくる場所であることを学習します。各クラスに分かれて、いくつかの池を観察したり、実際に湧き出た水を飲んだり触ったりしました。新富士がつくった溶岩の地層の中を、地下水が通ってくることを実感しました。
忍野八海の見学を終え、今日から2泊3日でお世話になる富士桜荘に到着しました。支配人さんに挨拶をして、早速、昼食をいただきました。
富士桜荘で昼食をいただいた後、次の目的地である河口湖フィールドセンターに歩いて移動してきました。
河口湖フィールドセンター周辺は、剣丸尾溶岩流がつくった溶岩樹型が数多く見られるとても貴重な場所です。実際に溶岩樹型の中に入り込みながら、ここに流れてきた溶岩の厚さや、かつてこの場所に生えていた木の大きさを感じることができました。
フィールドセンターでは、今夜見学に行くヒメネズミの置物を作成しました。小刀の使い方に苦労しながらも、個性豊かなヒメネズミが作られていました。
フィールドセンターの見学を終え、富士桜荘に戻って夕食をいただきました。1日中、野外での見学だったので、子どもたちはお腹がペコペコです。たくさんいただいて、夜の見学に備えます。
夕食後、青木ヶ原樹海に移動をして、ナイトウォークツアーを行いました。写真の左上にヒメネズミが写っているのが分かりますか。子どもたちは暗闇の中、静かに樹海に入り込み、ヒメネズミの観察をしてきました。
明日も富士山がつくった複雑な地形や雄大な自然について学習を深めていきたいと思います。