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かるたクイーンに学ぶ
4年生は国語の授業で百人一首を学んでいます。今日は、相模女子大学の卒業生で競技かるたの永世クイーンである渡辺令恵さんをお招きし、話を聞いたり実際に対戦する様子を見せていただく会を開きました。
渡辺さんがかるたを始めたきっかけや競技かるたへの挑戦、そしてクイーンを目指しがんばったこと、クイーンの座についてからの努力など、これまでの渡辺さんの歩んでこられた道をお話しして下さいました。
「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」この文字で始まる短歌はそれぞれ1枚しかありません。こういった百人一首の特色や競技かるたのルールについて、子どもたちに分かりやすく説明してくれました。
講演のあと、学生を相手に競技かるたの対戦を見せてくれる事になりました。
連続11回、通算14回、日本一の座を獲得した渡辺さんの動きは、とても速く、読み手の声が出た瞬間には札が取られている程です。
一首ごとに、子どもたちから大きな感嘆の声が上がります。
現役の学生を相手に圧勝です。
子どもたちも実際に対戦を体験しました。
最後は、質問タイム。子どもたちからいろいろな質問が飛び出し、ひとつ一つていねいに答えていただきました。実際の手の動きについての質問には、質問者の手を取って説明していただきました。
小学部で行っている「つなぐ手」の授業は、”志をもって生きる人との出会い”が大切な学習のねらいとなっています。かるたクイーンという日本一を目標にがんばり続ける渡辺さんのお話しは、まさに「つなぐ手」の授業そのものです。