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乳酸菌スクールを行いました。

昨年に引き続き、6年生の理科の授業を使って、乳酸菌スクールを行いました。

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生乳からカルピスをつくるまでの過程を、実験を通して再現し、小さな生き物たちが人間に有益な物質をつくってくれているということを、子どもたちに実感してもらうことが、この授業の目的です。

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授業を行ってくれるのは、相模原にあるカルピス研究所や本社に勤められている方々です。

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まずは、カルピスの原料である生乳と、普段、家庭などで飲んでいる牛乳を比べてみます。生乳は牛乳よりも味や臭いが濃いことに子どもたちは気付いたようです。

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工場では遠心分離器を使って生乳を分離するそうですが、子どもたちは人力で生乳を脱脂乳とバター(脂肪分)に分離します。何度も生乳を振ると、見事に生乳の脂肪分を分離することができました。

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カルピスの材料になるのは、ここで分離した脱脂乳だそうです。では、カルピスの甘酸っぱい味はどのようにつくられるのでしょう。答えは乳酸菌と酵母が発酵をしてくれているということ。生乳に乳酸菌が入っているものなどを味見しながら、小さな生き物がつくる物質について説明をうけています。

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コップ1杯のカルピスの中には、60億の乳酸菌が存在するそうです。多くの生き物の力を借りて人間は生きていることを知ることができる瞬間です。最後に「いただきます」の意味を考えながらカルピスをいただきました。

普段、何気なく見ていることをくわしく調べてみると、多くの発見がある。そんな大切なことを実感できた授業になりました。