6年生体験学習授業紹介
6年生「美しい日本語の話し方」劇団四季の皆さんを招いて
6年生のつなぐ手の授業は、劇団四季の方をお招きし、『美しい日本語の話し方教室』を開いていただきました。今回担当していただいた講師のみなさまは、現在舞台で活躍されている有賀光一さん、吉良淑乃さん、熊本梨沙さんの3名です。
「明日は雨だけど、学校へ行ってみよう。」このごく当たり前に使っていそうなフレーズで、正しい発声の仕方を考えていきました。「あいあああえあえお、あおおえいえいおう。」母音の一つひとつを正確に、またゆっくりと伝えること。母音を重ねるように発声する長音。連母音と連子音では音がくっつかないように分離させる。いつもは意識しないで話していますが、ほんの少し意識するだけで、聞き手にとってとても聞きやすい、伝えたいことがしっかりと伝わるような話し方になりました。
発声法の学習の後は、「友だちはいいもんだ」という劇団四季の劇に出てくる歌を歌いました。歌も同様で、はじめは母音だけで歌い、次に子音を加え歌詞通りに歌いました。マイクを通していないため音量はそれほどではないはずなのに、鮮明に歌詞を聞き取ることができました。
十分素晴らしいと感じた歌に最後に加えたのは、自分の思いを歌に乗せるということでした。相手を想い、気持ちを伝えようとする。劇団四季の舞台が多くに人に愛され、感動を与えている理由がここにあると感じました。
6年生は、県の音楽会と相生祭で合唱を発表します。是非とも、今回学んだことを活かしてもらいたいと思います。
劇団四季の講師のみなさま、ありがとうございました。