6年生授業紹介
6年生 社会「大仏づくり」
6年生の社会では、日本の歴史を学習しています。
乱れた世の中を正すために仏教の力を借りようとし、聖武天皇が作るのを命じた大仏。今回はその大仏を校庭に描くことで、その大きさを実感しました。
基準となる絵の寸法を測り、計算から実寸を割り出してポイントを打ち、ポイントを繋げながら大仏を描いていきました。
メジャーが真っ直ぐでなかったり、計算間違いをしたりしてポイントがずれてしまい、線で繋げようとしてもうまくいかず何度も測り直しました。
徐々に形が見えてくると、「思ったよりも大きくないね。」という声が出てきました。確かにグラウンドで見ていると、それほど大きいとは感じませんでした。
ところが、3階のベランダから見てみると、その大きさにびっくりさせられました。実際に並んでみると、6年生でも小さく見えました。
平面ですらこの大変さです。機械がなくほとんど人力での作業だったにもかかわらず、正確に立体的な大仏をつくりあげた当時の技術力と人々の力に、改めて驚かされました。
2月の修学旅行で、実物を見学する予定です。下から見上げた時に、今度はどんなことを感じるか。今から楽しみです。