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【日本学国際研究所】ユニコムプラザさがみはら「オーサーズカフェ」にてピーター・J・マクミラン客員研究員による講演「新年を寿ぐ和歌・俳句」が行われました


2025年1月24日

1月11日(土曜日)に、ユニコムプラザさがみはらにて「オーサーズカフェ」が開催され、本学客員教授であるピーター・J・マクミラン客員研究員による講演「新年を寿ぐ和歌・俳句」が行われました。
当日は約90名の方々にご参加いただき、開場前から講演を心待ちにしていた方も多く、開場直後は瞬く間に席が埋まりました。

大きな拍手で迎えられたマクミラン客員研究員は、『万葉集』や『源氏物語』などの和歌や、松尾芭蕉や穂村弘の俳句などから、「新年」に相応しい作品を取り上げ、現代語訳や解釈と共に英訳が披露されました。特に、『万葉集』から大伴家持の句の英訳を吟じる場面では、余韻の残る叙情的な表現に、目を閉じ、耳を澄ませながら聴き入る方々も多くいらっしゃいました。
講演後の質疑応答の時間では、マクミラン客員研究員が和歌や詩句の研究を始めたきっかけや、翻訳家・詩人になった理由など、多くの方々から積極的に質問があり、マクミラン客員研究員から「もともと文学一家であったことから文学や詩に触れる機会が多かったが、日本の歌集を翻訳したことをきっかけに研究を深めていった。もっと海外の方々に日本文学を紹介し、文化大国としての日本の知名度を上げていけたら」とのお話がありました。
質疑応答の後、田畑雅英学長より相模女子大学日本学国際研究所について紹介があり、文学や芸術だけでなく、食や経済など、日本のあらゆる分野について、国際的な視点から相対化して扱う予定である旨が紹介されました。

ご参加いただいた方々からは、「すばらしいお話でした。先生の感じ方に刺激を受けました。」「何度も『オーサーズカフェ』に参加したが、最も盛り上がった講演会のひとつである。」「新聞に掲載されているのを時々読んでいましたが改めて、信条、和歌への研鑽を知り、改めて感心しています。」など、とても満足度の高いコメントを頂きました。

現在本研究所では、紀伊國屋書店新宿本店アカデミック・ラウンジにて、シリーズイベント「相模女子大学日本学国際研究所と学ぶ・知る・考える」を2か月に1度開催しています。
次回は1月26日(日曜日)に本研究所研究員の岩下朋世メディア情報学科教授が登壇し、『マンガが描く少女マンガ家 ~少女マンガをめぐるイメージの変遷』を開催いたします。参加申込等、詳細は下記の関連リンクよりご確認いただけますので、ぜひ皆様足をお運びください。

相模女子大学日本学国際研究所は、今後も今回のような機会を通じて、本学の研究成果を広く発信・還元し、社会に貢献してまいります。
[日本学国際研究所]


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