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【管理栄養学科】北海道標津町で“食の循環性”を学ぶ「標津まるごと地域HACCP研修」を行いました


2024年11月25日

10月18日(金曜日)~20日(日曜日)、本学が連携協定を締結している北海道標津町に、管理栄養学科 吉岡有紀子教授とゼミナール履修学生、そして今年は中村真理副学長、吉岡ゼミ出身の卒業生や助手も一緒に訪問し、“食”の循環性、食環境と食生活の関連性について直接見て、触って、味わって、触れ合って、語り合って学び、体験する「標津まるごと地域HACCP研修」を行いました。

北海道標津町は、水産業と酪農業を基幹とする生産の町です。鮭を中心とする漁業で拓けた町であり、一万年に及ぶ時の流れの中で、標津町は鮭に笑い、鮭に泣いた人々の歴史と文化があります。この歴史文化のストーリー『「鮭の聖地」の物語~根室海峡一万年の道程~』が、令和2年6月、文化庁主催の日本遺産に認定されました。本研修では、まず最初に「標津サーモン科学館」を訪れ、そこでは館長から直々に、「鮭節工場」では、社長直々に、これまで廃棄していた鮭を鮭節として生まれ変わらせることで循環をつなぎ、そこに雇用を生むといったダイナミックな意義を教わり、鮭の生産・流通・生活や環境についての学びを深めました。その後「鮭」を使った地域の特産品の展開など、地域の魅力を生かした連携事業について意見交換や取組みの検討を行いました。また、郷土料理に関する学びとして、地元の名旅館「標津川温泉ぷるけの館・ ホテル川畑」の女将から、さらには地域のガイド協会の方々のご指導のもと、鮭を使った「ちゃんちゃん焼き」を鮭まるごと1尾をさばくところから教えていただくほか、花標津というじゃがいもの品種の特徴やそれを生かした芋団子作りなど、自然の恵みを活用し、工夫溢れる多彩な郷土料理を、楽しく学び美味しくいただきました。その他ご紹介しきれないほどの標津の歴史や息づく文化をガイドの方々から丁寧に教わりました。

標津町と本学は、2009年から管理栄養学科の学生による「食」を通じた交流がはじまり2018年9月に包括連携協定を締結いたしました。今後も上記のような連携事業を継続的に行ってまいります。
[連携教育推進課]


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