【栄養科学研究科】公開講座「カンキツ育種技術の最前線」開講のお知らせ[11月27日・水曜日]
2024年10月30日
開催概要
カンキツ育種技術の最前線
日本における組織的なカンキツ育種は農林省園芸試験場(現農研機構果樹茶業研究部門)にて1937年より開始されました。当初は全くの偶然を期待したウンシュウミカンの変異育種が中心でしたが、ウンシュウミカンとスイートオレンジとの交配品種“清見”が誕生して以降、“清見”を交配親とした交雑育種が進められ、不知火(登録商標:デコポン)をはじめ多くのカンキツ品種が育成されています。また近年では、カンキツのゲノム解析が進み、ゲノムを分析することで優良な品種候補を選抜する方法も開発され、実用的に利用されています。まだ研究段階ではあるが、ゲノム編集によるカンキツの育種技術も開発されつつあります。本講義ではカンキツ育種の実際とDNAマーカー選抜技術、ゲノム編集技術について紹介していただきます。
<講師>
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 カンキツ研究領域 カンキツ品種育成・生産グループ 上級研究員
後藤 新悟 先生
日本における組織的なカンキツ育種は農林省園芸試験場(現農研機構果樹茶業研究部門)にて1937年より開始されました。当初は全くの偶然を期待したウンシュウミカンの変異育種が中心でしたが、ウンシュウミカンとスイートオレンジとの交配品種“清見”が誕生して以降、“清見”を交配親とした交雑育種が進められ、不知火(登録商標:デコポン)をはじめ多くのカンキツ品種が育成されています。また近年では、カンキツのゲノム解析が進み、ゲノムを分析することで優良な品種候補を選抜する方法も開発され、実用的に利用されています。まだ研究段階ではあるが、ゲノム編集によるカンキツの育種技術も開発されつつあります。本講義ではカンキツ育種の実際とDNAマーカー選抜技術、ゲノム編集技術について紹介していただきます。
<講師>
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 カンキツ研究領域 カンキツ品種育成・生産グループ 上級研究員
後藤 新悟 先生
日時 | 2024年11月27日(水曜日) 18:00~19:30 |
開催方法 | WEB会議システム「Zoom」によるオンライン開催 |
対象 | 本講座は、本学大学院栄養科学研究科の大学院生を対象とした講義ですが、学部学生、教職員、 一般の方も聴講していただけます。ふるってご参加ください。 |
参加費 | 無料 |
申し込み・ 問い合わせ先 |
本講座を聴講希望の方は、氏名・所属を下記メールアドレスへご連絡ください。 eiyoukenkyu(アットマーク)sagami-wu.ac.jp 後日、パスコード等をお送りします。 *メールの件名には、「241127公開講座(食品栄養領域)」と記載してください。 |
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[栄養科学研究科]