学生・保証人の皆様

相模女子大学・相模女子大学短期大学部
学長　田畑　雅英

　すでに皆さんにもお知らせした通り、本学においても新型コロナワクチンの職域接種が実施されることになり、一定の抑止効果が期待されるところです。しかし一方、新型コロナウイルス感染症の拡大は勢いが止まらず、神奈川県への緊急事態宣言も9月12日まで延長されることになりました。若年層への感染拡大も指摘されており、十分な警戒が必要な状況が続いています。
　秋学期の授業につきましては、年度当初は全面的に対面で実施することを予定していましたが、上記の状況をふまえて、授業実施方針を修正することになりました。講義科目はオンラインを基本としますが、授業内容等から必要な科目は対面授業を行います。また、実習・演習系の科目は対面授業を基本としますが、オンラインで行う科目もあります。この変更に従って、多くの科目でシラバスを修正しました。履修登録にあたっては、必ずシラバスをよく読んで、各科目ごとにオンラインか対面かを確認してください。また、対面授業を行う科目でも、学期中にオンラインに変更される場合もあり得ますので、manabaなどによる授業担当者からのお知らせには十分に注意してください。なお、通学や対面授業に不安を感じる方は、遠慮なく担当教員に相談してください。
　昨年度からの新型コロナウイルス感染症対応が長引き、学修やキャンパスライフにさまざまな制約のある状況が続いていますが、そうした中で、まず第一に皆さんの安全を確保すること、そのうえで可能な限り充実した教育を行うことをめざして、大学・短期大学部全体で、各教職員も全力を尽くしています。この経験が将来大きな力となるよう、ともに根気よく努力していきましょう。また、疑問や不安を解消するために、担当教員と遠慮なく十分なコミュニケーションをとっていただきたいと思います。どうかよろしくお願いします。

2021年8月19日