学生の皆さんへ

学長　風間　誠史

　新型コロナウイルス感染症の状況は、いまだに収束が見通せず、予断をゆるしません。新年度を迎えるにあたっても、当面は感染症対策を十分に取りながら授業を行っていくこととなります。本学では昨年度秋学期より、講義科目は原則オンラインで実施し、演習・実習・実技等の科目は感染防止対策を取りながら対面で実施するという方針で授業を行ってきました。2021年度についても、当面はこの形で授業を行います。したがって、対面での授業、オンラインでの授業が混在することとなります。またオンライン授業についてもZoom等を用いたリアルタイムでの授業と、manabaを基本としたオンデマンド（一定期間内のいつでも受講できる）の授業があります。授業形態・方法はシラバスに記されていますので、よく読んで履修登録をしてください。
　なお、新型コロナウイルス感染症の状況によって授業形態の変更は起こりえます。状況が悪化すれば演習等の授業も極力オンラインで行うことになりますし、逆によくなれば、予定よりも対面授業が増える可能性があります。各授業についてはmanabaで担当教員が連絡をし、また受講生の状況や意見の把握にも努めますので、授業への要望は遠慮なく発言してください。
　一年間のコロナ禍での授業を通して、私たちはオンラインの有効性と、対面の重要性をともに学びました。これは大学生活のみならず今後の社会生活全般に通じることだと思います。そういう意味でもこの状況を貴重な学びの機会ととらえ、授業に取り組んでほしいと願っています。

2021年3月8日