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日戸 由刈


Nitto Yukari

所属・職位:人間心理学科 教授
専門分野及び関連分野:障害者障害児心理学(専門は自閉スペクトラム症)、心理的アセスメント

最終学歴 筑波大学大学院 修士課程教育研究科 障害児教育専攻 修了
学位 種類:博士(教育学)
授与大学:東京学芸大学(論文博士)
職歴 社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団 横浜市総合リハビリテーションセンター 発達精神科外来にて、20年間心理士として勤務した後、同センター児童発達支援事業所「ぴーす新横浜」園長
所属学会 日本発達心理学会、日本LD学会、日本コミュニケーション障害学会、日本発達障害学会


授業

障害者障害児心理学

神経多様性という考え方をベースとしたインクルーシブな社会の実現に向けて、それぞれが障害のある人々とどのように関わるべきかを考えます。

心理的アセスメント

知的障害や発達障害の人たちを対象とする代表的な知能検査や適応行動尺度などの演習を交え、包括的アセスメントおよび支援計画立案ための方法を学びます。

研究テーマ

  1. 発達障害、とくに自閉スペクトラム症(ASD)の社会性の発達とメンタルヘルスに関する研究
  2. 知的・発達障害の青年を対象としたインクルーシブな生涯学習プログラムの開発・実践研究

研究業績

研究資金の申請・獲得

社会活動等

1.社会人向け講座
相模原市・横浜市・その他の地域の教育委員会や発達障害支援センター、専門・支援機関、親の会などから依頼を受けて、研修会や講演会の講師を行っています。
(最近のテーマ)
「インクルーシブ保育における、発達の気になる子どもの理解と支援」
「学校で困っている子どもへの理解と支援」
「発達が気になる子どもの折れない心、レジリエンスを育てる」
「発達障害のある人への、ライフステージを通じたキャリア発達支援」
「発達が気になる子どもの保護者支援」
「発達が気になる子どもへの子育て10か条」など


2.「さがみはら・大学で学ぶ楽しさ発見プログラム」の開発・実践
文部科学省の委託事業として相模原市・相模女子大学が共同で行っている、学校教育修了後の知的・発達障害の若者を対象とした生涯学習プログラムの開発チームの一員として実践・研究および人材育成を行っています。


3.親子教室「ぴょんぴょん」の開発・実践
相模女子大学の子育て支援センター・幼稚部子育て支援室の合同事業として、幼稚部に通うお子さんと保護者を対象に「子育てが楽しくなる」ための学びの教室を開催し、学生の学びの場として活用させていただいています。


4.横浜市立総合高校 通級指導教室における心理的アセスメント
2023年度より横浜市が開始した高校通級の事業に心理職として参画し、通級担当教員とチームを組んで通級生徒の心理的アセスメントおよび本人への自己理解支援を行っています。


5.地域支援協議会、運営協議会の委員(会長)
相模原市発達障害者地域支援協議会や横浜市総合リハビリテーションセンター運営協議会の委員として、地域の専門機関・関係機関・利用者等が一堂に会する会議に出席し、よりよい支援のあり方等についての意見交換を行っています。

受験生へのメッセージ

これまで横浜市の療育センターで、発達障害のある幼児から成人までを対象に、ライフステージを通じた臨床の仕事に携わってきました。仕事を通じて学んだ発達障害児者支援のエッセンスや面白さを、みなさんに伝えたいと思います。当事者の持つ困難さを理解する力を身につけることは、みなさん自身の人間関係や生き方を考える上でも、きっと役立つと思います。



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