山田 純
Yamada Jun
所属・職位:日本語日本文学科 教授
担当科目:古典文学研究2・5、現代文化論2
専門分野及び関連分野:日本古典文学(特に『古事記』『日本書紀』『万葉集』などに見られる神話を中心とする)
所属・職位:日本語日本文学科 教授
担当科目:古典文学研究2・5、現代文化論2
専門分野及び関連分野:日本古典文学(特に『古事記』『日本書紀』『万葉集』などに見られる神話を中心とする)
学位 | 種類:博士(文学) 授与大学:明治大学大学院 |
職歴 |
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所属学会 | 古代文学会、上代文学会、日本文学協会、古事記学会、風土記研究会 |
趣味・特技 | ケーキ作り |
研究テーマ
- 『古事記』『日本書紀』神話の「祖型」研究
- 各地の神社の実地調査
- 主人公の成長物語・プリンセスストーリーの主題
研究業績
区分 | 単/共 | 著書・論文名等 | 発行所・掲載誌等 | 発行等年 |
学術論文 | 単著 | 『日本書紀』「神代紀」一書内部〈注釈〉の読解―「幽深」と位置づけられる「国造り」がもたらす注釈効果― | 『上代文学』124号 pp.30-46. | 2020 |
学術論文以外の文筆活動 | 単著 | 『日本書紀』の編述者の知の基盤はどのようなものか | 松田浩 上原作和 佐谷眞木人 佐伯孝弘編『古典文学の常識を疑うII』pp.14- 17. | 2019 |
学術論文以外の文筆活動 | 単著 | 研究余滴:『日本書紀典拠論』研究余滴―「鉄の神話」四方山― | 『相模国文』46号 pp.101-109. | 2019 |
学会発表 | 単独 | 二者双闘の欽明紀 | 日本文学協会第39回研究発表大会 | 2019 |
学会発表 | 単独 | 『日本書紀』「神代紀」一書内部〈注釈〉の読解 | 2019年度上代文学会秋季大会シンポジウム | 2019 |
著書 | 共著 | 『経国集対策注釈』 | 塙書房 p.542. | 2019 |
著書 | 単著 | 『日本書紀典拠論』 | 新典社 p.398. | 2018 |
学術論文 | 単著 | 「鳥」―『日本書紀』「孝徳紀」に現われた「白雉」という〝ことば〟― | 吉田修作編『ことばの呪力』(おうふう) pp.225-240. | 2018 |
学術論文 | 単著 | 「景行記」を可能とする『古事記』倭建命の論理―「祖禰」をめぐる「景行紀」の思考の分析を通して― | 『相模国文』45号 pp.1-25. | 2018 |
学術論文以外の文筆活動 | 単著 | 『日本書紀』は「歴史書」か | 松田浩 他編『古典文学の常識を疑う』(勉誠出版) | 2017 |
学術論文 | 単著 | 『日本書紀』「崇神紀」における「箸墓伝承」の位置づけ―君臣一体の理想的祭祀実現の「歴史」― | 『相模国文』44号 pp.1-16. | 2017 |
学術論文 | 単著 | 「日本武尊」の延伸性―「景行紀」と「景行記」の差異が織りなす複数の「ヤマトタケル」序論― | 『古代文学』56号 pp.32-42. | 2017 |
学術論文 | 単著 | 『日本書紀』「天皇紀」の「注」を読む―「帝国/蕃国」としての「日本」― | 『相模女子大学紀要』第79号 pp.1-16. | 2016 |
学術論文 | 単著 | 『日本書紀』「崇神紀」が語る祭祀の「歴史」―「崇神紀」と「成帝紀」の比較― | 『相模国文』43号 pp.1-18. | 2016 |
学術論文 | 単著 | 『日本書紀』「神代紀」における「注の注」の機能について | 『文芸研究』126号 pp.51-66. | 2015 |
学術論文 | 単著 | 聖帝の世で、鹿が見た夢 | 『相模国文』42号 pp.20-38. | 2015 |
学術論文以外の文筆活動 | 単著 | 【読む】 気絶之際の「泉津平坂」 | 『日本文学』Vol.63-No.10 pp.62-66. | 2014 |
学術論文 | 単著 | イスケヨリヒメの聖性 ―「矢」字の、八世紀的な意義から― | 『相模国文』41号 | 2014 |
学術論文 | 単著 | 「霊畤」をめぐる〈変成〉 ―『日本書紀』「神武紀」の「郊祀」記事から― | 『古代文学』53号 | 2014 |
学術論文 | 単著 | 『豊後国風土記』直入郡球覃郷条の水神―漢籍の知と神話的思考の融合― | 『悠久』134号 | 2014 |
学術論文 | 単著 | 「餅の的」と連想 ―『豊後国風土記』田野条の読解を通して― | 『相模国文』40号 | 2013 |
学術論文 | 単著 | 鑑の史書 ―『日本書紀』「雄略紀」と『隋書』「高祖紀」の比較から― | 『古代文学』52号 | 2013 |
学術論文 | 単著 | 「日神=姉」の陰陽論―『日本書紀』神代紀の思考― | 『古代文学』51号 | 2012 |
学術論文 | 単著 | 「典拠表現」から見る8世紀神話テキストの研究 | 明治大学大学院 | 2011 |
学術論文 | 単著 | 「日下」をめぐる神話的思考―『古事記』序文の対句表現から― | 『古代文学』48号 | 2009 |
学術論文 | 単著 | 「鷦鷯」という名の「天皇」―鳥名と易姓革命― | 『日本文学』Vol.57 No.2 | 2008 |
学術論文 | 単著 | 「白燕」からみる天智称讃の方法―知識と技術により天意を読む治世― | 『古代文学』46号 | 2007 |
学術論文 | 単著 | 『遺老説傳』注釈(1) | 明治大学大学院紀要『文学研究論集』第24号(第二話・第三話担当) | 2006 |
学術論文 | 単著 | 『法華験記』と結縁―往生伝における結縁との差異について― | 永藤靖編『法華験記の世界』 (三弥井書店) | 2005 |
学術論文 | 単著 | 『播磨国風土記』の歴史叙述―叙述形式が誘引する世界― | 『文化継承学論集』 創刊号 | 2005 |
学術論文 | 単著 | 仁徳紀の歴史叙述 ―聖帝と伝仁徳天皇陵― | 明治大学大学院紀要『文学研究論集』第22号 | 2005 |
学術論文 | 単著 | 書紀によると世界は ―天孫降臨と歴史叙述― | 明治大学大学院紀要『文学研究論集』第21号 | 2004 |
学術論文 | 単著 | 「皇極紀」「斉明紀」における歴史叙述の方法―災異瑞祥記事を中心として― | 明治大学大学院紀要『文学研究論集』第18号 | 2003 |
社会活動等
学会活動
- 上代文学会 常任理事(電子化・ホームページ担当理事 将来問題担当理事)
社会人向け講座
- 相模原市南区大野台公民館第23回文学講座「神話の世界」講師(2018年 2月7日、2月14日、2月21日)
- 相模原市南区大野台公民館第24回文学講座「令和に息づく上代の世界」講師(2019年 2月6日、2月20日)
- 千葉県立東部図書館 令和2年度文学講座「古典作品としての『日本書紀』は「ヤマトタケル」像をどう描いたか」講師 (2020年 11月1日)
受験生へのメッセージ
私たちは現代創作に触れて、笑ったり、感動したりします。どのような仕組みが、私たちの笑いや感動を導くのでしょうか。現代創作の裏側を少しだけのぞいてみましょう。その仕組みがわかったとき、おそらく私たちは、もっとたくさん笑い、より深く感動することになるでしょう。古典とは、実は、その仕組みを知るための入口なのです。現代創作を担う人々は、みんな――言葉にはしないけれど、多かれ少なかれ――古典を学んでいるのです。