「『チェンジの扉』が開く未来 ~世界の子どもたちが教えてくれたこと」
2学期の終業式を終えた12月21日(土)の午後、児童労働の撤廃に取り組む国際協力NGOのACEのスタッフをお迎えして親子読書会を開催しました。
今回の読書会には、1997年の設立当初からのメンバーである事務局長の白木さん、インドでのプロジェクトを担当する田柳さんが参加してくださいました。田柳さんは、3年間にファストファッション流行の裏側にある児童労働の問題についてご講演いただいたのに続き、2度目の来校です。
あなたの「チェンジの扉」は?
読書会は和気藹々とした雰囲気。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんによる写真を見ながら、学校に通う経験ことによってインドのコットン畑で働いていた子どもたちやその家族にもたらされた変化についてのお話をうかがいました。
その後、自分たちがどんな世界に生きていたいかというテーマでディスカッション。抽象的で大きなテーマだけにみんなからどんな意見が出てくるのかな?と思っていましたが、
・みんなが自分の夢に向かって思う存分挑戦できるような社会
・誰もが明日が来るのを楽しみにできるような社会
・平和で、人々の権利が守られて、安心して暮らせる社会
・すべての人が声をあげられる社会
・一人一人に優しい社会
など、各自がイメージするものを話し合っているうちに、みんなが目指すものは案外共通しているのかな?という話になりました。
事後アンケートでは、「自分たちの暮らす社会は自分たちの力でよくしていけると思う?」という問いに対しての力強い「YES」も多くあり、有意義な時間となりました。