9月6日(金)、外務省が推進する「日中植林・植樹国際連帯事業」による中国高校生訪日団250名が来日し、第4分団の生徒28名と引率の先生方が本校を訪れ日本の学校生活を体験しました。今回の来日は、環境や防災についての意識向上を目的としており、本校訪問の前に有明水再生センターやしながわ防災体験館なども視察しています。
本校に到着した一行は、まずその緑の多さに感嘆の声を挙げていました。一方で、甘粛省ではヤギや羊が多く飼われているからか、本校の人気者であるヤギのバニラにはあまり興味を示しません。こういう感覚の差も面白かったです。
堂々としたプレゼンテーションに圧倒
さて、交流行事の始まりは歓迎式典です。本校の代表生徒の歓迎スピーチ、ESS部有志による学校紹介に続いて、中国の2校の生徒によるそれぞれの学校紹介があり、その力強いプレゼンテーションに思わず圧倒されました。
「環境」について英語で意見交換
その後は、高1の2クラスと合同の英語の授業。今回の訪日時業のテーマである「環境」を題材としたグループディスカッションに取り組みました。素晴らしい英語プレゼンの後だけに最初は少し遠慮がちの生徒たちでしたが、互いの距離を縮める魔法のツール「えんたくん」(直径1メートルほどのダンボールの「円卓」)のパワーを借りて、すぐに打ち解けた表情が見られました。
テーマが「環境」ということもあり語彙の面でも難しさを感じたようですが、「もっと自分の考えを話せるようになりたい」「中国の生徒たちが目を見て一生懸命聞いてくれたことがうれしかった」などの感想が聞かれました。