高1学年「総合的な探究の時間」では、「わたし×わたし」というテーマのもと、自分自身の興味関心を見つめる探究活動に取り組んできました。
高2学年になると、テーマが「わたし×社会」となり、探究活動で学んだことが実社会とどのように結びついているのかという視点で取り組んでいくことになります。その第1歩として「視野を広げる講演会」を実施しました。社会で活躍している方々を講師としてお招きし、探究的な視点・手法が社会の中でどのように生きているのかを知るとともに、実社会の諸課題に目を向け、自分の問題として考える機会を設けました。
生徒たちは9講座(地域活性化、芸術、教育、メディア、福祉、サイエンス、国際支援、スポーツ経営・研究)の中から興味のある講座に参加しました。
以下、生徒の振り返りを紹介します。
- マーケティングについて具体的に知ることが出来た。グループワークでたくさん話し合ったけれど、解答は自分の考えとは違い面白いものだった。自分が当たり前と思っていることも他の世代や人にとってはあると助かる物もあるからそれに気づけるのがマーケティングの面白いところだと思った。
- マーケティングで大切なことは対象のお客様を決めてから商品を考えるということだと知りました。将来的にとても役に立ちそうなお話でとても面白かったです!
- 今回、商品を考えてもどこかの企業がやってるような案しか出なかったけど、新しいアイデアはどのように出ているのか知りたくなった。
- 一つのものでも見方を変えることでいろんな考えや世界が広がるとわかった。
- 自分が今まで見ていなかった世界が知れて将来のことを考えるきかっけになりました。
- ただデザインをするのではなくそのデザインがどのように役に立つのかや、どんな時に役に立つのかを考えてデザインすることが大切だという言葉で視野が広がったなと感じた。
- 一つのものにも多角的な視点で物事を捉えたり、ふとしたことを気にかけて探究してみたりすることが、自分の視野や世界を広げられることにつながると学んだ。
- デザイナーは感性と表現力で社会にとっての価値を具現化するということを考えるように、自分が何をする上でも自分のactionの意味を考えることが大切。
- 自分が想像していたよりも高齢者の方と向き合うことには長い時間が必要で、想像と違った部分も多くあり新しい学びになりました。
- 現場で疑問をもち、それについて学ぶことが良い学びであるということを聞いて見方が変わりました。
- ボランティアがきっかけでやりたいことや将来の夢が決められたと聞いて、自分からたくさん動いて探究し続ける大切さを実感しました。
- 自分の好きなことに素直になることで、自分のやりたいことが明確になり、未来が開けると感じました。
- 自分で壁を作らずに一歩踏み出すことで自分のやりたいことへの視野が広がるとわかった。
- スポーツ科学って聞いていても実際どんなのかなど考えてわからなかったが、感覚を言語化させることができる学問であるという気付きをもらえて自分にない感覚や思考を学びました。
- 固定概念にとらわれず挑戦し続けることが大切だなと思いました。