【高等部】日加友好オンライン歌会へ参加

遥かカナダ（彼方）の君に届けむ

12月18日（日）ユニコムプラザにて、

相模原市役所国際課主催の「日加友好オンライン歌会」が行われ、

相模女子大学高等部１年生の６名が参加しました。

「オンライン」で「歌会」？　

何だか想像もつきませんね。

実はこの企画、相模原市と友好都市の関係にあるカナダのトロント市のあるオンタリオ州の日本語弁論大会で最優秀賞を受賞した学生の発案で行われました。受賞者のアーロンさんは、大学で東アジアの歴史や文化を研究する中で日本の和歌に興味を持ち、すべてを言い尽くさずに余韻を残す表現のありかたに強い感銘を受けたそうです。

参加者は事前に題詠（「君」「友」）と自由詠を１首ずつを自作して提出し、歌会当日は互いの歌を寸評しあいます。とはいえ、「オンラインの歌会」なんて、国際課や歌会をサポートしてくださった相模原市民短歌会の皆さんにとってももちろん初めての経験。ドキドキしながら本番を迎えました。

提出された歌は、友達との関係や自分の進路に悩み、試験勉強に苦しみ、そして時には「推し」に励まされ……という、高校生の日常を瑞々しく詠んだものばかり。短歌会の会長さんに歌を褒めて頂いたり、アーロンさんに強く共感してもらえたりと、互いの歌について活発に意見交換がなされ、明るい雰囲気の中で歌会を終えることができました。

※当日の様子は、年明けの「タウンニュース」にも掲載される予定です。

歌会の進行を入念に確認：歌の寸評に向け、熱心にメモをとる姿も

オンライン歌会中の様子：画面越しに互いの歌を寸評しました

終了後の様子：ディスプレイ越しのアーロンさんを囲んで記念撮影