建学の精神

「女子は、ただ学術技芸に長けたるのみにては、いまだ足れりとすべからず、あわせて高尚なる心術、堅固なる徳操を養成するにあらざれば、女子たる本分を全くすることは能はざるなり。其の婦徳養成の基本は、我が国史の上に、おのづから備はれる高潔善美の良風、即、貞淑賢良の婦徳より善きはなし。」（1900年6月　西澤之助「日本女学校規則～日本女学校設立の趣旨」より）