【図書委員会】高校生による「よみきかせ」実施
幼稚部の子どもたちへ絵本のよみきかせを行いました
6月末から7月にかけて高校生が同学園認定こども園の子どもたちに「よみきかせ」を行いました。今回「よみきかせ」に挑戦したのは高校2~3年生の12名。「将来保育士になりたい」「子どもに苦手意識がある」「将来を考える上で、色々と体験したい」など動機は様々です。今回もお世話になる講師の方は、近隣の相模大野図書館や小学校などで「よみきかせ」を長年行っている経験豊富な方です。講習会では「絵本の選び方」「読み聞かせのテクニック」「おはなし会の組み立て方」など詳しく教えていただきました。絵本と言ってもさまざま…お話をじっくり聞かせるものから、リズムや音で遊ぶもの、あてっこするものなどたくさんあります。生徒たちが今まで読んだことのある絵本も、違う視点から見てみると新しい発見があったようです。絵本選びでは「これ読んだことある!」など明るく楽しそうな生徒たちの表情が印象的でした。
本番前は緊張した面持ちの生徒も、子どもたちの前では終始笑顔。練習してきたことが思い通りにいかなかった人もいましたが、本番では子どもたちと一緒に楽しむのが一番!思い通りにいかない部分も含めて、経験してみることが大切です。コロナ禍の今、園児たちの前で実際に「読み聞かせ」ができたのは生徒たちにとって良い経験となったようです。最後に、絵本を貸してくださった相模大野図書館さま、講師の方、幼稚部、本当にありがとうございました。
以下、参加生徒の感想です。
*子どもたちは思った以上に色々なことに気がついてくれるということがわかりました。私たちがやっている細かい工夫がすべて伝わるわけではないけれど、小さい積み重ねが良い読み聞かせにつながるということに気づくことができました。(高1)
*はじめはただ絵本を読み切ることに必死で他のことは何も考えられなかったけど、たくさん練習を重ねることで少しずつ余裕が持てるようになったり、その中で子どもたちにどうしたら楽しんでもらえるかを考えて自分たちで工夫できたのが楽しかったです。(高2)