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【高1「総合的な探究の時間」】友人のためのペンケースをつくろう

高等部

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「総合的な探究の時間」で友人のためのペンケースを作りました!


 高1学年「総合的な探究の時間」では、グループにわかれ、隣グループの「友人のためのペンケース作り」に取り組みました。(東北芸術工科大学「デザイン思考を活用した探究型学習プログラム」参考)

 入学して間もないこの時期、本格的な活動に入る前にアイスブレイクの時間を設け、意見を活発に出し合える雰囲気を大事にしました。

活動では、友人へのインタビューを通し、求めていること(課題点)は何かを数人で考え、解決策を反映した試作品を作りました。インタビューでは様々な角度から質問内容を考えたり、回答結果から課題を見つけ試作品を作るのに仲間と活発に意見をかわす様子が見られました。

 

「かわいいものが好き、おしゃれな友人」には、鏡がありヘアアイロンが収納できるペンケースを試作。「特にこだわりのない友人」には、見た目がエビフライで衣は取り外し可能というインパクト重視のペンケースを。

友人にプレゼンをしてブラッシュアップを重ねて作り上げました。

今回の活動を通し、他者と協働する大切さや探究することの楽しさを感じてほしいです。

 


<以下、生徒の振り返りより抜粋>

・自分だけの思考にとらわれると新たな発見が出来なくて、他人の視点に立ったことで新しくこんな考え方の人もいるんだと気づくことが出来た。

・この価値観の違いはいつまでも存在するものだから、これからもそこを意識しながら人と関わっていきたいと思う。

・たくさん話をしてお互いのイメージを一致させることは思っていた以上に難しくて大変だったけど、それが達成できたときの嬉しさ、達成感がすごかった。

・私ひとりでは思いつかないような発想がどんどん出てきて、協力すること、話をたくさんすることの大切さを感じた。

・相手も考えてアイディアを出してくれているので、相手の考えを否定しないで話し合いをしていくと沢山アイディアを出してくれたり、話し合いが上手く進むと感じました。

・アイデアが出たらすぐ行動に移してみる。やって失敗したらそれはそれで個性が出ていい感じになったからやるだけやってみることを大切にした。

・それぞれの考えやどのような理想を持っているのかは人それぞれ違いがあり、それを理解するには相手の立場に立つことが大切だと学んだ。

・相手の考え方や好きなことを想像しながら作ることで、相手にも喜んでもらえるし自分たちの達成感も大きいものになることを学べた。日常生活の中でも、自分だけの考え方を押し付けるのではなく、相手の考えをよく聞いて相手の気持ちを考えながら関わることを大切にしていきたい。また、一人でやるより他の人と一緒にやる方が効率的で、色んなアイデアが生まれることを学べた。普段の生活で一人でやろうとしてしまうことが多いから、誰かと一緒に協力して行うことを意識していきたい。

・価値観や見方が全く同じ人はいなく、それぞれの価値観が素敵なことに気づいた。

・振り返りの大切さも学べました。振り返りをしている時に、様々ないいことや、良くなかったことがでてきて、次回の探究や日常生活にも生かせるので大切だなと思いました。

(高1探究担当)