生活デザイン学科
私たちのくらしを豊かにする、さまざまな分野のデザイン。4つのデザイン領域(8分野)を自由に組み合わせて学ぶことができます。
社会から求められる「総合的なデザイン力」を養う学科です。
社会から求められる「総合的なデザイン力」を養う学科です。
4年間でどう学ぶ?
1年次
デザインの入り口 デザインを知る
“建築”“ファッション”“プロダクト”“ビジュアル”のデザイン領域に共通する基礎的な知識や技術を修得します。併せてコンピュータスキルのCADやデジタルペインティングも学びます。
2年次
デザインの広がりを体現する
実社会で活躍する気鋭のデザイナーからデザイン領域の広がりを学びます。「デザイン概論」「デザインキャリア研修」などが必修となるほか、各種資格取得に必要な授業も始まります。
3年次
デザインを深める
興味に基づいて集中的に深掘りします。専任教員8人によるオムニバス授業「デザインプロジェクトⅠ」では、グループワークなどを交えて固定観念に縛られない発想を追究します。
4年次
独自のデザイン領域を開拓する
新しいデザイン領域を創造する期間です。「デザインプロジェクトⅡ・Ⅲ」では専任教員のゼミに所属して、自ら課題を見出し、デザインの力による解決策を卒業制作として発表します。
学科紹介MOVIE・模擬授業MOVIE
学びのキーワード
建築
建築デザインを中心に、製図からプレゼンテーションまで総合的に空間デザインを学びます。
授業の例
空間デザイン/建築デザインⅠ・Ⅱ/空間デザインと計画
インテリア
室内空間を構成する素材、色、照明、家具などのさまざまな知識・技術を身に付けます。
授業の例
インテリアデザインⅠ・Ⅱ/インテリアコーディネイト演習
ファッション
衣装制作、アパレルビジネス、トレンド分析、デザイン史など、ファッションに関して幅広く学びます。
授業の例
アパレルCADⅠ・Ⅱ/ファッションデザインⅠ/ファッションメイキングⅠ・Ⅱ
テキスタイル
染めと織りによる制作を通して、私たちの生活に欠かせない布のデザインについて学びます。
授業の例
テキスタイルデザイン/ファッションデザインⅡ・Ⅲ
プロダクト1
日常生活をサポートする家電製品や公共什器などについて学びます。
授業の例
モデルメイキングⅠ/プロダクトデザインⅡ・Ⅲ
プロダクト2
日々を彩る生活雑貨や、魅力的で使いやすい商品について考えます。
授業の例
モデルメイキングⅡ/プロダクトデザインⅠ/デザインワークⅢ-1・Ⅲ-2
ヴィジュアル
広告やポスターなどさまざまな制作を通して、多様なビジュアル表現の技法を学びます。
授業の例
グラフィックデザインⅠ・Ⅱ/アートディレクションⅡ・Ⅲ
デジタル
ゲームやWebサイト、DTPなど、コンピュータを活用したデザインについて学びます。
授業の例
WEBデザインⅠ・Ⅱ/コンピュータスキルⅢ・Ⅳ/インタラクティブデザイン
生活デザイン学科の特色
生活デザイン学科の特色:時代に合った専門性を高めるために
生活デザイン学科では、1年次から4つのデザイン領域(8分野)を自由に選んで学ぶことができます。
4年間の学びの流れ
4つのデザイン領域(8分野)を横断することでデザインについて総合的に学び、実践力を身に付けます。
社会から求められるデザイン力を養うカリキュラムです。
社会から求められるデザイン力を養うカリキュラムです。
カリキュラムツリー
*下記は、2021年度入学生より適用のカリキュラムツリーに関する説明です。
生活デザイン学科のカリキュラムは5つの群:新領域創造科目、生活デザイン総合科目、生活デザイン各論、デザイン研修科目、ゼミナールで構成されています。以下の各群指針と学修目標を理解した上で、各自で卒業単位を満たすように履修する科目を構成してください。
新領域創造科目
デザインの意味や役割は時代とともに変化し、日々刷新されています。未だ名前すらないデザイン領域を開拓していく為の科目群です。専門の異なる複数教員の混成によって各授業は運営され、分野の枠組みを超えてアイデアを掛け合わせながら思考し、デザインに落とし込む実験室です。固定観念にとらわれず、新たな価値観を発想する力を磨くことを目的にしています。
この科目郡の中核を成す「デザイン概論」は2年次の必修科目ですが、実社会で活躍する気鋭のデザイナーや起業家によるレクチャーを主軸に構成されています。デザインの現場における刺激的な講話を聴ける貴重な機会です。2年生以外でもなるべく多くのレクチャーを聴講してください。
生活デザイン総合科目
全デザイン領域に共通する技能と知識の基礎学習に焦点をあてた科目群です。描写力・構成力・造形力・色彩感覚などデザインに必要な基礎的な能力を養う科目や、製図作法・加工機材やカメラの使い方等を学ぶ科目、論理や事例に基づく体系的な学びを深める講義科目で構成されています。また、日々進化しているデジタル環境にも順応する為にコンピューター・リテラシーを学び、デザインツールとして自在に使いこなす為の科目も並列されています。
生活デザイン各論
4つの専門領域に重点を置き、各デザイン分野に特化した専門科目群です。複数の領域を履修することにより卒業に必要な単位数を取得していきます※。分野を横断して学びながら、多角的にデザインを捉えられる視座を養います。それぞれの分野での学びを通じて各自の興味対象と今後の方向性を見出してください。
※建築領域は科目数が多く、本分野のみの学修でも卒業要件を満たすことが可能です。
デザイン研修
学外での学びに取り組む科目群です。学外設備を使った作品の制作や、デザイン現場の視察・デザインコンペ参加など、地域や社会との結びつきの中から、より実践的な課題に取り組みます。長期休暇期間を利用して、企業での就業経験を積めるインターンシップは2年次から参加可能です。
ゼミナール
卒業要件において最も重視されている科目群です。4年次では分野別のゼミナールに所属しデザイン・プロジェクトⅡ・Ⅲを通して、学びの集大成となる卒業制作に取り組みます。自ら見出した課題をデザインの力で解決し、作品として発表します。
新領域創造科目
デザインの意味や役割は時代とともに変化し、日々刷新されています。未だ名前すらないデザイン領域を開拓していく為の科目群です。専門の異なる複数教員の混成によって各授業は運営され、分野の枠組みを超えてアイデアを掛け合わせながら思考し、デザインに落とし込む実験室です。固定観念にとらわれず、新たな価値観を発想する力を磨くことを目的にしています。
この科目郡の中核を成す「デザイン概論」は2年次の必修科目ですが、実社会で活躍する気鋭のデザイナーや起業家によるレクチャーを主軸に構成されています。デザインの現場における刺激的な講話を聴ける貴重な機会です。2年生以外でもなるべく多くのレクチャーを聴講してください。
生活デザイン総合科目
全デザイン領域に共通する技能と知識の基礎学習に焦点をあてた科目群です。描写力・構成力・造形力・色彩感覚などデザインに必要な基礎的な能力を養う科目や、製図作法・加工機材やカメラの使い方等を学ぶ科目、論理や事例に基づく体系的な学びを深める講義科目で構成されています。また、日々進化しているデジタル環境にも順応する為にコンピューター・リテラシーを学び、デザインツールとして自在に使いこなす為の科目も並列されています。
生活デザイン各論
4つの専門領域に重点を置き、各デザイン分野に特化した専門科目群です。複数の領域を履修することにより卒業に必要な単位数を取得していきます※。分野を横断して学びながら、多角的にデザインを捉えられる視座を養います。それぞれの分野での学びを通じて各自の興味対象と今後の方向性を見出してください。
※建築領域は科目数が多く、本分野のみの学修でも卒業要件を満たすことが可能です。
デザイン研修
学外での学びに取り組む科目群です。学外設備を使った作品の制作や、デザイン現場の視察・デザインコンペ参加など、地域や社会との結びつきの中から、より実践的な課題に取り組みます。長期休暇期間を利用して、企業での就業経験を積めるインターンシップは2年次から参加可能です。
ゼミナール
卒業要件において最も重視されている科目群です。4年次では分野別のゼミナールに所属しデザイン・プロジェクトⅡ・Ⅲを通して、学びの集大成となる卒業制作に取り組みます。自ら見出した課題をデザインの力で解決し、作品として発表します。
誌上授業体験
デザインワークⅡ
「デザインワーク」は複数の教員がそれぞれ授業を持ち、1~3年生が共同でグループワークする科目です。私が担当するテキスタイル企画では、メーカーと組んで、廃棄される資材で作品を制作します。上原さんはなぜこの授業を選んだのかな?
友人が展示会に出した作品を見たのがきっかけです。ものづくりは得意じゃないけれど、企業と関わりながらのデザインって面白いな、と。
今期は肌着用のレースと吸湿温感素材、レジ袋を再生したプラスチックシートをメーカーに提供してもらい、雑貨やアクセサリーにアップサイクルしました。メーカーから素材の背景や特性もいろいろ教わったうえで、アイデアを練り、オリジナルなものを作っていくプロセスです。まずは素材をよく理解し、触りながら考え、新しい視点を発見することから、自分だけのデザインが生まれるんです。
私の場合、レースで指輪を作ろうと考えたんですが、ずいぶん失敗もしました。先生は基本的にどんな案でもほめてくださるので、行き詰まるたびに相談してましたね。
トライ&エラーが大切。やってみて、違うと感じたら何度でも方向を変えればいいんです。みんないろいろ悩みながら、最終的にはいい作品ができました。
私は悩みながらレースを小さく切っているうちに青い蝶に見えたんです。どうハリを出すか困っているとき、レジンで固めたらとアドバイスをいただいて成功!先生と学生とでわいわい相談し合える、のびのび自由な雰囲気の授業です。
そう。リラックスした状況でこそ発想も湧きます。廃棄素材を価値あるものに生まれ変わらせることは社会的テーマ。この経験をぜひ今後に生かしてください。
牛尾 卓巳教授
専門:テキスタイルデザイン、繊維造形
上原さん 3年
在学生メッセージ
幅広いデザイン分野の知識を建築の学びに生かせています
生活デザイン学科 4年 櫻井さん
建築士をめざせる大学を調べるうちに、ほかのさまざまなデザイン分野も学んでみたくなり、両方かなえられるこの学科は自分にぴったりと考えました。2年次までは建築のほかビジュアル、ファッション、テキスタイル、デジタルなど多くの分野を履修し、3年次からは建築とインテリアに絞っています。私は住宅よりも、店舗や公共施設など多様な人が使う場を考えるのが好きです。空間を考えるうえでは1・2年次に学んだ分野も確実に役立っています。4年次からは建築系のゼミに入る予定。卒業後はこの広い学びを生かせるようなものづくりに携わっていくつもりです。
(履修登録時の科目名)
3年次春学期の時間割
3年次から建築・インテリア分野が中心に。「インテリアデザインⅡ」では学期内に2件の建築物のプランと図面制作、模型づくりを手がけます。「デザインプロジェクト」は卒業制作への準備科目です。
学科の学びのおすすめスポット
611 木工室
電動糸のこやレーザーカッター、パネルソーなどがそろっています。模型づくりではここで材料を切ったり組み立てたり。いまは小学校の模型を制作中。
611 木工室
電動糸のこやレーザーカッター、パネルソーなどがそろっています。模型づくりではここで材料を切ったり組み立てたり。いまは小学校の模型を制作中。
これは3年次に考えたサウナ。サウナを出たら湖を渡った先の小屋で瞑想するというプランは、講評に当たった設計士の方にも評価いただけました。
「デザイン研修Ⅱ」ではニューヨークへ。美術館やハイラインなどの有名建築やアートに触れ、ブロードウェイで舞台などの鑑賞も。刺激的な体験でした!
内定を決めた先輩の4年間
興味をもって学んだ分野を生かせる仕事に就けました!
内定先:株式会社トーン・アップ
荒木さん 4年(取材当時)
イラストを描くのが趣味で、さまざまなデザイン分野を学びました。なかでも好きだったのはグラフィックデザインやプロダクトデザイン。内定先では多様な紙媒体のデザインをします。新しいことに挑戦し、デザイナーとして成長していきたいです。
荒木さん 4年(取材当時)
イラストを描くのが趣味で、さまざまなデザイン分野を学びました。なかでも好きだったのはグラフィックデザインやプロダクトデザイン。内定先では多様な紙媒体のデザインをします。新しいことに挑戦し、デザイナーとして成長していきたいです。
1年次
デザインに関するすべてを知りたくて、あらゆる領域の基礎科目を履修。パソコンのデザイン用ソフトも使えるようになりました。吹奏楽部の活動ではオーボエ担当。
2年次
イラストやWebデザイン、プロダクト系の科目が中心。ストップモーションアニメの制作も楽しい思い出です。カラーコーディネート演習も履修し、色彩検定®3級を取得。
3年次
進路のことを考えて主にグラフィックの科目を選択しました。友人とデザインフェスタに作品を出品。インターンシップでは広告デザインの現場を体験しました。
4年次
初夏から就職支援課に自己PR、自己分析など相談。友人と面接練習も。印刷・広告などの分野に絞って15社ほど受け、8月、インターンシップで行った会社に内定をいただきました。
取得可能な免許・資格など
★一級建築士受験資格※1
★二級建築士受験資格※1
★インテリアプランナー※2
情報処理士
社会福祉主事(任用資格)
★は指定された科目の単位の修得により、受験資格が得られる資格
※ 1 指定科目の履修状況に応じて受験資格が得られます。
※ 2(公財)建築技術教育普及センターが行う試験に合格し、登録を受ける必要があります。
※ 1 指定科目の履修状況に応じて受験資格が得られます。
※ 2(公財)建築技術教育普及センターが行う試験に合格し、登録を受ける必要があります。
授業で取得をバックアップする資格(在学中に取得可能)
インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター検定試験®
色彩検定®
ファッションビジネス能力検定
パターンメーキング技術検定
ファッション販売能力検定
カラーコーディネーター検定試験®
商業施設士※3
キッチンスペシャリスト
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Photoshop®クリエイター能力認定試験
CGクリエイター検定
CGエンジニア検定
マルチメディア検定
ITパスポート試験
など
※3 指定科目の履修と講習会に参加して合格することにより商業施設士(補)の資格が得られます。
商業施設士(補)を取得することで商業施設士の学科試験と実務経験が免除されます(商業施設士(補)資格・認定校に認定されています)
商業施設士(補)を取得することで商業施設士の学科試験と実務経験が免除されます(商業施設士(補)資格・認定校に認定されています)
就職情報
設計デザイナー、プロダクトデザイナー、Web デザイナーなど、専門知識を生かした業種で活躍。
専門分野のみならず、あらゆる業種で「デザイン」を生かして活躍できます。
専門分野のみならず、あらゆる業種で「デザイン」を生かして活躍できます。
2024年5月1日現在
どんな職業・業種をめざせる?
建築設計業、製造業、販売業、サービス業、広告・宣伝業、情報通信などでの企画・開発・デザインをはじめとするクリエイティブ関連(一級建築士/二級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター/ファッションアドバイザー/ファッションオペレーター/スタイリスト/テキスタイルデザイナー/プロダクトデザイナー〈家電・生活什器・キッチン用品・生活雑貨〉/Webデザイナー/DTPオペレーター/CGデザイナー/ゲームクリエイター/イラストレーター/グラフィックデザイナー など)
近年の主な就職先
【建築】
- 清水建設
- 隈研吾建築都市設計事務所
- 大東建設
- 大東建託
- 三栄建設
- アキュラホーム
- 湘南ミサワホーム
- カシワバラ・コーポレーション
- アットキャド
- アールプランナー
- 横浜市役所建築審査課
- タカラスタンダード
【ファッション】
- アダストリア
- ユカアンドアルファ
- ストライプインターナショナル
- 金原
- カーテン・じゅうたん王国
- tamaki niime
【プロダクト】
- Suikosha
- Hamee
- DSCL
- ラッシュジャパン
- ブルーブルーエジャパン
- 家具の大正堂
- Zoff
- ケント照明
- ジールアソシエイツ
- スペースラボ
【ビジュアル】
- トーン・アップ
- 一九堂印刷所
- ダイナック
- 新日本印刷
- アドバ
- アクセア
- 日本マニュファクチャリングサービス
- クラーチ
- ネオス
- ジャパンプリント
- ラグスパイラル
- 東洋紙業
【その他】
- オリエンタルランド
- 町田市役所
- 楽天
- 神奈川県警察本部
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