学園へのメッセージ
125周年を記念し、学園の卒業生・在校生・関係者の皆さまから寄せられたメッセージ
- *所属などはご寄稿当時のものになります
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125周年を記念し、学園の卒業生・在校生・関係者の皆さまから寄せられたメッセージ
ComingSoon
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更なる飛躍に向かって
1960年の夏、一号館の設計のために、初めてこの地を訪れた時、ここには夏草の茂る牧歌的な風景が広がっていましたが、同時にまたそこには、新しい女子教育の殿堂を建てんという熱烈な情熱が湧き立っておりました。それから六十余年、その情熱が大きく実を結んだ姿を目にして感無量です。これからの百年また二百年、女性の活躍にいかなる発展・飛躍が待ちかまえているのか、相模女子大学の一層の御活躍を期待する次第です。
百年桜
創立125周年おめでとうございます。
校内西端でひっそりと咲く、百年桜の雄大さには花見に訪れた人々を虜にし、毎年百年桜に会いに訪れます。桜花に勢いがない時期があり、調べると天狗巣病、幹につく茸が原因でした。仲間5人で「百年桜を守る会」を作り、樹木医に相談し、手当てをお願いしました。手当ては天狗巣病の枝切り、茸の駆除、土を踏み固めない柵、添え木でした。その後、雑草取りなどの作業は仲間で行いました。現在も百年桜は校内の名所となり、毎年美しい桜が開花します。多くの樹木が四季折々の景色を演出し、学業の疲れを癒してくれます。この景色が末永く保つことを願います。
豊かな時間を過ごせる学び舎
創立125周年おめでとうございます。学生時代、先生方の研究室を訪ねる時はとても緊張しました。しかしいつの時も先生方は、美味しいコーヒーを淹れてくれ、じっくりと話を聞いてくださいました。そこには確かに、相模女子大学ならではのゆったりとした時間が流れていました。先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。これからも変わることなく、学生が豊かな時間を過ごせる学び舎であってほしいと思います。
祝創立125周年幼児教育から大学院に至る教育の学園としての発展を祝す
1900年、明治33年、母校相模女子大学の前身「日本女学校」が本郷に、いち早く女子の高等教育の場として創設され、「帝国女子専門学校」へと歩みを進め、昭和24年相模女子大学となった高等教育の場にあって、創立105周年の年、初の卒業生学長として選出されました。母校が積み重ねてきた歩みの重み、教育機関としての重要度に想いを馳せるとき、その重責に強い緊張感を覚える毎日でした。今や、幼児教育から大学院に至る高等教育の場として社会に貢献を重ねる重要な存在です。益々の発展を願うばかりです。
発想女子の力で発展を!
創立125周年おめでとうございます。
母校での思い出はたくさんありますが、かけがえのない恩師、友人、同僚との出会いは今でも私の宝です。
半世紀近くを過ごした大学が大きく変わったと感じたのは、2008年の全学科の改組だったと思います。社会貢献活動も福島県本宮市との協働事業をスタートさせ、その後全国に拠点を広げていき、地域貢献度ランキングNo.1を獲得するようになってから、学生たちも活動的になっていきました。食物栄養学科が提案した「マーガレットケーキ」、そこから派生して地元の日本酒で作られた梅酒「翠想」の醸造、その他さまざまな活動が学生たちの豊かな発想力で進展していきました。
18歳人口が減少し、大学経営が難しくなってきましたが、相模女子大学はスローガンを軸とし、かつてのようにその荒波を見事に乗り越えてくれるでしょう。母校のさらなる発展を祈っています。
38年前の女子大生
創立125周年おめでとうございます。
正門を抜けると銀杏並木があり夏は濃い緑に、秋には黄金色に紅葉して、路上に落ちた実を踏まないよう気を付けて歩いたことを昨日のことのように思い出します。
校舎で過ごした学びの日々、よく通った図書館やハンバーガーショップ、友達とのランチやお茶など毎日沢山笑って喋って学んで、とても充実した4年間でした。相模女子大学は、友達の大切さ、考え方、進路に繋がるきっかけをくれた特別な場所です。
時と共に育ち続ける学び舎に‼
学園のご関係者様はじめ、同窓会、在学生の皆様、創立125周年おめでとうございます。
私が本学園短期大学部を卒業してから44年が経ちました。昨今は、環境問題やデジタル化への取り組み、生成AIの活用と目まぐるしい社会変化のなかで企業の在り方が評価されています。自分からアクションを起こさなくても情報が取り入れられる時代ですが、やはり、個の感性いかんで取り入れる情報の質が大きく変わります。豊かな感性を持つ学生の学び舎でありますようご期待申し上げます。